大学生なら、WordやExcel、PowerPointを無料で使える場合があるって知っていましたか?
自分は、全く知りませんでした。
大学に入ったとき、
「レポートとかでWordは使うだろうし、ExcelやPowerPointも必要になるよな」
と思って、普通にMicrosoft 365の有料版を契約しました。
そして、そのまま1年以上。
特に疑問を持つこともなく、毎月(毎年)普通に料金を払って使っていました。
ところがある日、先輩と話していたときに、
「大学生なら無料で使えるOfficeあるよ」
と言われました。
え、無料?
……自分、1年以上払ってるんだけど。
そのとき初めて調べてみたところ、対象となる教育機関の学生なら「Office 365 A1」というプランを無料で利用できることを知りました。
もっと早く知りたかった。
というか、
こういう情報こそ入学時のオリエンテーションで教えてほしかった。
履修登録の説明ももちろん大事なんですが、
「WordやExcelを買う前に、大学で無料で使えるものがないか確認してください」
これもかなり大事だと思います。
ただ、調べてみると、自分が使っていた有料版と全く同じものが無料になるわけではありませんでした。
Office 365 A1で利用できるWord・Excel・PowerPointなどは、基本的に**Web版(ブラウザ版)**です。
今回は、
- Office 365 A1って何?
- 大学生なら誰でも無料なの?
- ブラウザ版って何?
- 有料版とは何が違う?
- 卒業したらどうなる?
このあたりを、自分なりに調べてまとめてみます。
これからMicrosoft 365を契約しようとしている大学生は、契約する前に一度確認してみた方がいいです。
自分みたいに1年以上払ってから知ることになります。
※この記事は2026年8月時点のMicrosoft公式情報をもとにまとめています。
Office 365 A1とは?
Office 365 A1は、Microsoftが対象となる教育機関向けに提供している無料プランです。
Microsoft公式では、Office 365 A1でWord・Excel・PowerPoint・OneNoteなどのWeb版を利用できると案内されています。
大学生活でよく使う、
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
などが無料で使えます。
大学生なら、かなり使うものばかりです。
レポートを書くならWord。
表や計算をするならExcel。
授業で発表があればPowerPoint。
自分も大学に入ってから普通に使っています。
なので、無料で使えると知ったときは、
「じゃあ今まで払っていたのは何だったんだ……」
となりました。
ただし、ここで注意。
大学生なら全員、無条件でOffice 365 A1を使えるわけではありません。
大学生なら誰でも無料なの?
Office 365 A1を無料で利用できるのは、対象となる教育機関の学生や教職員です。
Microsoft公式では、対象となる学校のメールアドレスを持つ学生や教職員が利用できると案内されています。
つまり、
「大学生だから、とりあえず無料」
というわけではありません。
まず確認したいのが、大学から発行されている学生用メールアドレスです。
さらに大学のホームページで、
「Microsoft 365」
「Office 365」
「Office 学生」
などと検索してみると、学生向けの案内が見つかる場合があります。
大学によって、学生が利用できるMicrosoft 365の内容も違います。
なので、
Officeを自分で買う前に、まず大学のサービスを確認。
これ、大事です。
自分は確認せずに買いました。
ブラウザ版って何?
Office 365 A1について調べていて、自分が最初に引っかかったのがここでした。
「無料なのは分かった。でもブラウザ版って何?」
という話です。
ブラウザ版というのは、WordやExcelをパソコンにインストールせず、ChromeやEdgeなどのブラウザを開いて、その中で使うタイプです。
簡単にいうと、
デスクトップ版
パソコンにWordやExcelをインストール
↓
パソコン上で起動して使う
ブラウザ版
ChromeやEdgeを開く
↓
Microsoft 365にログイン
↓
ブラウザの中でWordやExcelを使う
という違いです。
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを使ったことがある人なら、あんな感じをイメージすると分かりやすいと思います。
Office 365 A1では、Word・Excel・PowerPointなどのWeb版が中心です。
ブラウザ版でも大学のレポートは書ける?
無料なのはありがたいですが、
「無料でも、大学の課題に使えなかったら意味なくない?」
と思いますよね。
でも、ブラウザ版のWordでも、一般的なレポートを書くための基本的な機能は使えます。
たとえば、
- 文章を書く
- 文字サイズを変える
- 太字にする
- 見出しを付ける
- 表を入れる
- 画像を入れる
- ファイルを保存する
- 複数人で共同編集する
といったことができます。
Excelでも基本的な表作成や計算ができますし、PowerPointで授業の発表資料を作ることもできます。
なので、
普通のレポートを書く
簡単な表を作る
授業用のPowerPointを作る
くらいなら、ブラウザ版で足りる人も多いと思います。
自分も「大学の課題で普通に使う程度なら、これでもよかったのでは……」と思いました。
ただし、デスクトップ版と全く同じではありません。
たとえばExcelのVBA・マクロなど、デスクトップ版でないと使えない機能もあります。
またWeb版なので、基本的にはインターネットにつながっている環境で使うものと考えておいた方がよさそうです。
じゃあ1年以上使っていた有料版は無駄だった?
ここが一番気になりました。
無料でWordもExcelもPowerPointも使えるなら、有料版いらなかったのでは?
1年以上払っていた身としては、かなり気になるところです。
でも調べてみると、無料のA1と有料版は全く同じではありませんでした。
大きな違いのひとつが、
Word・Excel・PowerPointなどをパソコンにインストールして使えるかどうか
です。
Office 365 A1はWeb版が中心ですが、Microsoft 365の有料版や教育機関向けの上位プランでは、条件によってデスクトップ版のOfficeアプリを利用できます。
ざっくり比較すると、こんな感じです。
| 機能 | Office 365 A1 | デスクトップ版Office |
|---|---|---|
| Word | ○ Web版 | ○ |
| Excel | ○ Web版 | ○ |
| PowerPoint | ○ Web版 | ○ |
| PCへのインストール | × | ○ |
| 基本的なレポート作成 | ○ | ○ |
| 基本的な表計算 | ○ | ○ |
| VBA・マクロなど | × | ○ |
| オフラインでの作業 | 不向き | ○ |
なので、
「1年以上払っていたお金、全部無駄だった!」
とまでは言えなさそうです。
自分が使っていた有料版なら、パソコンにWordやExcelをインストールして使えるので、ブラウザ版とは機能や使い勝手が違います。
ただ。
自分の使い方を考えると、
「無料のブラウザ版でも足りていたんじゃない?」
とは思います。
だから余計に、もっと早く知りたかったです。
大学によってはデスクトップ版まで使える場合もある
ここもかなり大事です。
大学によって、学生が利用できるMicrosoft 365のプランは違います。
Office 365 A1だけではなく、大学側がA3など別のライセンスを契約している場合は、学生でもWord・Excel・PowerPointなどのデスクトップ版を利用できることがあります。
つまり、
「無料のA1はブラウザ版だけか。じゃあ自分には必要ないな」
とすぐに判断するのは、ちょっと早いです。
まず、自分の大学が学生向けに何を提供しているのか確認した方がいいと思います。
大学のホームページや情報センターなどに案内があるかもしれません。
特に、これから大学用のパソコンを買う人。
Office付きパソコンを買う前に、一度大学のサービスを確認してみてください。
大学側ですでにOfficeを使える環境を用意してくれているのに、知らずにOffice付きパソコンを買ってしまったら、ちょっともったいないです。
大学入学時って、
「大学生ならOffice必要でしょ」
くらいの感じで、そのまま買ってしまいそうなんですよね。
自分も完全にそのタイプでした。
卒業しても無料で使える?
では、大学で無料で使えるMicrosoft 365は、卒業したあともずっと使えるのでしょうか。
これは基本的に、
卒業後もずっと学校のアカウントで無料利用できるわけではありません。
Microsoft公式では、対象となる学校に在籍している間利用でき、学生資格は随時再確認されると案内されています。
卒業などで学校から割り当てられているライセンスが終了すると、学校アカウントで利用していたMicrosoft 365のサービスが使えなくなる場合があります。
特に気をつけたいのが、大学のOneDriveに保存しているファイルです。
レポートや授業の資料など、
「卒業後も一応残しておきたい」
というデータがあるなら、卒業前に自分のパソコンや個人用のクラウドサービスなどへ移しておいた方が安心です。
学校メールやMicrosoft 365を卒業後いつまで利用できるかは大学によって違うので、卒業前に大学からの案内を確認してください。
4年生になったときには忘れていそうなので、自分も気をつけたいところです。
自分が対象か確認するには?
「じゃあ、自分の大学では使えるの?」
と思ったら、まずは大学から発行されている学生用メールアドレスを確認してみてください。
そのうえで、大学のホームページで、
「Microsoft 365」
「Office 365」
「Office 学生」
などと検索してみるのがおすすめです。
それでも分からなければ、大学の情報センターやパソコン関係の窓口で聞いてみるのが一番確実だと思います。
特に、
- これからMicrosoft 365を契約する人
- 大学用のパソコンを買う人
- Office付きパソコンにするか迷っている人
は、買う前に確認してみてください。
自分のように、
契約
↓
普通に使う
↓
1年以上経過
↓
先輩「無料のあるよ」
↓
え?
となるより絶対いいです。
こういう情報、オリエンテーションで教えてほしかった
今回、一番思ったのがこれです。
こういう情報こそ、入学時のオリエンテーションで教えてほしかった。
大学に入ったばかりの頃って、
履修登録、教科書、学生証、奨学金、サークル、大学のシステム。
……とにかく一気にいろいろ説明されます。
ただでさえよく分かっていないところに大量の情報が来るので、正直ほとんど頭に入っていません。
でも、
「WordやExcelを買う前に、大学で使えるMicrosoft 365を確認してください」
くらいは教えてもらえたらありがたかったなと思います。
たぶん、それを聞いていれば自分も一度調べたはずです。
今回はたまたま先輩に教えてもらえましたが、教えてもらわなかったら、そのまま有料版を使い続けていたと思います。
もしかすると自分と同じように、
大学生向けに無料で使えるサービスがあることを知らないまま、お金を払っている人
って意外といるんじゃないでしょうか。
まとめ|Microsoft 365を契約する前に大学のサービスを確認しよう
Office 365 A1について調べてみると、
- 対象となる教育機関の学生は無料で利用できる
- 対象となる学校のメールアドレスが必要
- Word・Excel・PowerPointなどは基本的にWeb版
- A1ではWord・Excel・PowerPointのデスクトップ版は基本的に利用できない
- 普通のレポートや簡単な表計算ならWeb版でも足りる場合がある
- 大学によってはデスクトップ版Officeを利用できる場合もある
- 卒業などで学校のライセンスが終了すると、学校アカウントのサービスが使えなくなる場合がある
- 必要なファイルは卒業前に移しておいた方が安心
ということが分かりました。
自分は先輩に教えてもらうまでこのことを知らず、1年以上Microsoft 365の有料版を使っていました。
もっと早く知りたかった……。
これからMicrosoft 365を契約しようとしている大学生は、すぐに購入するのではなく、
まず自分の大学で使えるMicrosoft 365がないか確認してみる
ことをおすすめします。
大学生って、教科書やパソコン、一人暮らしなど、何かとお金がかかります。
数千円、数万円でも地味に痛いです。
知らずに払わなくてもいいものがあるなら、入学したときに知っておきたかった。
大学に入ったばかりの人には、
「Officeを買うのは、大学のサービスを確認してから」
と伝えたいです。
参考にした公式サイト
この記事は、2026年8月時点のMicrosoft公式情報を参考にしています。
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