大学生なら、WordやExcel、PowerPointを無料で使える場合があるって知っていましたか?
自分は、全く知りませんでした。
大学に入ったとき、レポートでWordは使うだろうし、ExcelやPowerPointも必要になるだろうと思って、普通にMicrosoft 365の有料版を契約しました。
そのまま1年以上、特に疑問を持つこともなく料金を払って使っていました。
ところがある日、先輩と話していたときに、
「大学生なら無料で使えるOfficeあるよ」
と言われました。
え、無料?
自分、1年以上払ってるんだけど。
そのとき初めて調べてみたところ、対象となる教育機関の学生なら「Office 365 A1」というプランを無料で利用できることを知りました。
もっと早く知りたかったです。
履修登録の説明ももちろん大事ですが、
「WordやExcelを買う前に、大学で無料で使えるものがないか確認してください」
というのも、それくらい大事だと思います。
ただ、調べてみると、自分が使っていた有料版と全く同じものが無料になるわけではありませんでした。
Office 365 A1で利用できるWord・Excel・PowerPointなどは、基本的にWeb版(ブラウザ版)です。
これからMicrosoft 365を契約しようとしている大学生は、契約する前に一度、自分の大学で使えるOfficeがないか確認してみた方がいいと思います。
自分みたいに、1年以上払ってから知ることになるので。
※この記事は2026年9月時点のMicrosoft公式情報をもとにまとめています。
Office 365 A1とは?
Office 365 A1は、Microsoftが対象となる教育機関向けに提供している無料プランです。
Word・Excel・PowerPoint・OneNoteなどのWeb版を利用できます。
大学生活では、レポートを書くならWord、表や計算をするならExcel、授業で発表があればPowerPointと、Officeを使う機会は結構あります。
自分も大学に入ってから普通に使っています。
なので、無料で使えるものがあると知ったときは、
「じゃあ今まで払っていたのは何だったんだ」
となりました。
ただし、大学生なら全員、無条件でOffice 365 A1を使えるわけではありません。
大学生なら誰でも無料なの?
Office 365 A1を無料で利用できるのは、対象となる教育機関の学生や教職員です。
「大学生なら、とりあえず全員無料」というわけではありません。
まず確認したいのが、自分の大学がMicrosoft 365やOffice 365 Educationを学生向けに提供しているかどうかです。
大学のホームページや学生向けページで、Microsoft 365、Office 365、Office、学生向けソフトウェアなどと検索すると、案内が見つかる場合があります。
大学から発行されている学生用メールアドレスを使って利用するケースもあります。
大学によって、学生が使えるMicrosoft 365の内容も違います。
つまり、Officeを自分で買う前に、まず大学のサービスを確認する。
これが大事です。
自分は確認せずに契約しました。
ブラウザ版って何?
Office 365 A1について調べていて、自分が最初に引っかかったのがここでした。
無料なのは分かった。
でも、ブラウザ版って何なのか。
ブラウザ版というのは、WordやExcelをパソコンにインストールせず、ChromeやEdgeなどのブラウザを開いて、その中で使うタイプです。
一方、デスクトップ版は、WordやExcelをパソコンにインストールして、パソコン上で起動して使います。
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを使ったことがある人なら、あんな感じをイメージすると分かりやすいと思います。
Office 365 A1では、Word・Excel・PowerPointなどのWeb版が中心です。
ブラウザ版でも大学のレポートは書ける?
無料なのはありがたいですが、大学の課題に使えなかったら意味がありません。
でも、ブラウザ版のWordでも、一般的なレポートを書くための基本的な機能は使えます。
文章を書いたり、文字サイズを変えたり、太字にしたり、表や画像を入れたり。
Excelでも基本的な表作成や計算ができますし、PowerPointで授業の発表資料を作ることもできます。
普通のレポートを書く。簡単な表を作る。授業用のPowerPointを作る。
そのくらいなら、ブラウザ版で足りる人も多いと思います。
自分も大学での使い方を考えると、
「これでもよかったんじゃないか」
と思いました。
ただし、デスクトップ版と全く同じではありません。
ExcelのVBA・マクロなど、デスクトップ版でないと使えない機能もあります。
また、Web版なので、基本的にはインターネットにつながる環境で使うものと考えておいた方がよさそうです。
じゃあ1年以上使っていた有料版は無駄だった?
ここが一番気になりました。
無料でWordもExcelもPowerPointも使えるなら、
「有料版はいらなかったのでは?」
と思います。
1年以上払っていた身としては、かなり気になるところです。
でも調べてみると、無料のOffice 365 A1と、自分が使っていた有料版は全く同じではありませんでした。
大きな違いのひとつが、Word・Excel・PowerPointなどをパソコンにインストールして使えるかどうかです。
Office 365 A1ではWeb版が中心ですが、デスクトップ版を利用できるMicrosoft 365のプランもあります。
ざっくり比べると、こんな感じです。
| 機能 | Office 365 A1 | デスクトップ版Office |
|---|---|---|
| Word | ○ Web版 | ○ |
| Excel | ○ Web版 | ○ |
| PowerPoint | ○ Web版 | ○ |
| PCへのインストール | × | ○ |
| 基本的なレポート作成 | ○ | ○ |
| 基本的な表計算 | ○ | ○ |
| VBA・マクロなど | × | ○ |
| オフラインでの作業 | 不向き | ○ |
なので、
「1年以上払っていたお金が全部無駄だった」とまでは言えなさそうです。
自分が使っていた有料版なら、WordやExcelをパソコンにインストールして使えるので、ブラウザ版とは機能や使い勝手が違います。
ただ、自分の使い方を考えると、無料のブラウザ版でも足りていたんじゃないかとは思います。
だから余計に、もっと早く知りたかったです。
大学によってはデスクトップ版まで使える場合もある
ここもかなり大事です。
Office 365 A1だけではなく、大学側がA3など別のプランを契約している場合は、学生がWord・Excel・PowerPointなどのデスクトップ版を利用できることもあります。
つまり大学ごとに、契約しているプランの範囲そのものが違うということです。
なので、
「無料のA1はブラウザ版だけか。じゃあ自分には必要ないな」
とすぐに判断するのはちょっと早いです。
まず、自分の大学が学生向けに何を提供しているのか確認した方がいいと思います。
大学のホームページや情報センターなどに案内があるかもしれません。
特に、これから大学用のパソコンを買う人。
Office付きパソコンを買う前に、一度大学のサービスを確認してみてください。
大学側ですでにOfficeを使える環境を用意してくれているのに、知らずにOffice付きパソコンを買ってしまったら、ちょっともったいないです。
大学入学時って、
「大学生ならOffice必要でしょ」
くらいの感じで、そのまま買ってしまいそうなんですよね。
自分も完全にそのタイプでした。
卒業しても無料で使える?
では、大学で無料で使えるMicrosoft 365は、卒業したあともずっと使えるのでしょうか。
Office 365 Educationは、対象となる教育機関に在籍している間利用でき、学生である資格は随時確認されます。
卒業などで学校から割り当てられているライセンスが終了すると、学校のアカウントに関連付けられているサービスが使えなくなる場合があります。
特に気をつけたいのが、大学のOneDriveに保存しているファイルです。
レポートや授業の資料など、
「卒業後も一応残しておきたい」
というデータがあるなら、卒業前に自分のパソコンや個人用のクラウドサービスなどへ移しておいた方が安心です。
学校メールやMicrosoft 365を卒業後いつまで利用できるかは大学によって違うので、卒業前に大学からの案内も確認した方がよさそうです。
4年生になったときには忘れていそうなので、自分も気をつけたいところです。
自分の大学で使えるか確認するには?
自分の大学では使えるのか。
そう思ったら、まず大学のホームページや学生向けページを確認してみてください。
「Microsoft 365」「Office 365」「Office 学生」などで検索すると、案内が見つかる場合があります。
それでも分からなければ、大学の情報センターやパソコン関係の窓口で聞いてみるのが一番確実だと思います。
特に、これからMicrosoft 365を契約する人、大学用のパソコンを買う人、Office付きパソコンにするか迷っている人は、買う前に確認してみてください。
自分のように、契約して普通に使って1年以上たってから、
「無料のあるよ」
と先輩に言われるより、絶対いいです。
こういう情報、オリエンテーションで教えてほしかった
今回、一番思ったのがこれです。
こういう情報こそ、入学時のオリエンテーションで教えてほしかった。
大学に入ったばかりの頃って、履修登録、教科書、学生証、奨学金、大学のシステム……。
とにかく一気にいろいろ説明されます。
ただでさえよく分かっていないところに大量の情報が来るので、正直、全部は頭に入っていません。
もしかしたらMicrosoft 365についても、どこかで説明されていたのかもしれません。自分が聞き逃していただけだったら申し訳ない。
でも、大学で使えるMicrosoft 365があるかどうかだけでも、入学時に一言触れてほしかったなと思います。
たぶん、それを聞いていれば自分も一度調べたはずです。
今回はたまたま先輩に教えてもらえました。でも、教えてもらわなかったら、そのまま有料版を使い続けていたと思います。
もしかすると自分と同じように、大学生向けに無料で使えるサービスがあることを知らないまま、お金を払っている人って意外といるんじゃないでしょうか。
Microsoft 365を契約する前に大学のサービスを確認しよう
自分は先輩に教えてもらうまで、大学生が無料で使えるOfficeがあることを知らず、1年以上Microsoft 365の有料版を使っていました。
もちろん、有料版とOffice 365 A1は全く同じではありません。大学によって利用できる内容も違います。
それでも、契約する前に一度確認していたら、
「自分にはどっちが必要なのか」
くらいは考えられたと思います。
大学生って、教科書やパソコン、一人暮らしなど、何かとお金がかかります。
これから大学用のパソコンを買ったり、Microsoft 365を契約したりする人には、
「Officeを買うのは、大学のサービスを確認してから」
と伝えたいです。
自分は、1年以上払ってから知りました。
参考にした公式サイト
Microsoftサポート|卒業する学生のライセンスとコンテンツについて
Microsoft Education|学生と教師のための無料のOffice 365
Microsoft Education|Office 365 Educationプランの比較
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