どうも、ぽてまるです。
大学の授業中、たまにどこからか、
グゥゥゥゥ……
って音が聞こえることがあります。静かな教室だと、あれ本当に響く。
特にやばいのが、先生の話を全員黙って聞いている授業です。
生活音がゼロに近いので、お腹の音だけが妙に浮き上がる。
逆に、パソコンを打っている授業やグループワークで少しざわついている教室は助かります。周りの音があるだけで全然違う。
そして、お腹って不思議なもので、
「今だけはやめてくれ」
という瞬間に限って鳴ります。特にテスト中。
シーン……
グゥゥゥゥ……
あの瞬間、体感で普段の3倍くらい音が大きい気がします。自分では「今、教室中に響いたのでは……」と思ってしまうんですが、周りはそこまで気にしていないんでしょうね。本人だけ焦っています。
テスト中だけでもBGMを流してほしい。カフェみたいな環境音楽でもあれば、少しは紛れそうなのに。完全な無音って、プレッシャーがあります。
ごまかし術、みんな持ってる
お腹が鳴りそうな瞬間、咳をする、鼻をすする、椅子を少し動かす、ペンケースをガサガサする、教科書をめくる。状況に応じて使い分けています。
たぶんこれ、ほとんどの人が中学か高校くらいまでには自然と身につけているスキルです。
ただ結局、
「あ、今ごまかしたな」
って周りにも分かっている気がします。
みんな同じことをやってきているので、流れで読めるんですよね。でもそこをあえて触れないのが、大学生が持っている謎の優しさです。
ダンディの話
お腹の音で思い出した、高校の時の話です。
クラスに「ダンディ」と呼ばれている男子がいました。立ち居振る舞いが大人びていて、なんとなく紳士な雰囲気がある人でした。
ある物理の授業中、クラスの女子のお腹の音が鳴りました。
その直後——
『ブッ』
という豪快なおならの音が、教室中に響き渡りました。明らかにダンディから聞こえた。
彼は一言。
「失礼」
笑いが起きて、さっきの女子のお腹の音はなかったことになりました。
おならそのものはダンディじゃないんですが、かばうところはまさにダンディでした。あれは完全に優しさだったと思います。
大学生は、わりと寛容
実際、大学生ってお腹の音にかなり寛容な気がします。誰かのお腹が鳴っても「あー、わかる」くらいの空気で流れる。たぶん全員一回はやらかしているからです。
中高生の頃は「今鳴ったー!」とざわついたりしていたのに、大学生になると「あぁ、あるよね」で終わります。
グループワーク中に盛大に鳴ってしまった時、班の一人が「今鳴ったー!」って言ってくれて、全員で笑いました。よかったのか悪かったのか今でもよく分からないんですが、笑ってくれたのはありがたかったです。
人は経験すると優しくなるんだなと思います。
そもそも、なぜ授業中に鳴るのか
気になって少し調べました。
お腹が鳴る音は腸が動いている音です。
正式には「腸蠕動音(ちょうぜんどうおん)」と言うらしく、消化の過程で腸が収縮するときに空気や液体が移動して音が出ます。空腹の時だけじゃなく、食後にも鳴ることがあるのはそのためです。
朝ごはんはちゃんと食べているのに鳴る、というのは普通にあります。食後2〜3時間で胃が空になりはじめると、次の消化に備えて腸が動き出すので、昼前の授業あたりがちょうど鳴りやすいタイミングになります。
試して少し効果があったのは、朝ごはんに炭水化物をしっかり食べることです。
消化が遅めなので腹持ちがよく、昼前の時間帯に鳴りにくくなる気がします。完全には解決していませんが。
まあ、お腹が鳴ること自体は健康な証拠らしいので、よしとしています。