ワンルームの30Aは足りない?一人暮らしのアンペアと40A変更の話

一人暮らしを始めるまで、部屋のアンペア数なんてほとんど気にしたことがありませんでした。

電気が使えればいい。

ブレーカーなんて、よほどのことがない限り落ちない。

正直、そのくらいに思っていました。

部屋の契約アンペアは30A。

ワンルームで一人暮らしだし、30Aあれば十分だろうと思っていました。

ところが実際に暮らし始めると、何度かブレーカーが落ちました。

しかも、一部のコンセントだけではなく、

部屋全体が真っ暗。

最初は普通に焦りました。

目次

部屋全体が真っ暗になると、普通に焦る

最初にブレーカーが落ちたときは、本当に焦った。

照明が消える。エアコンも止まる。使っていた家電も全部止まる。

「あ、これ全部落ちたやつだ」という感じだった。

一人暮らしの部屋なので、ブレーカーの場所は分かっているつもりだった。

でも、いざ部屋が真っ暗になると、思ったより焦る。

特に怖いと思ったのは、パソコンで大学の課題をしているときだったらどうなるのか、ということ。

ノートパソコンならバッテリーで助かることもある。

でも、保存していなかった作業が消える可能性もある。

WordやExcelには自動回復という機能があるらしいけど、必ず全部戻るわけではない。

課題や、大学の提出フォームに直接入力していた文章だったら、消えたときのダメージは大きい。

それからは、課題中はこまめに保存するように気をつけるようになった。

ブレーカーが落ちる原因は家電の同時使用(消費電力の目安)

ブレーカーが落ちた原因は、おそらく家電の同時使用だった。

ワンルームの30Aは、一人暮らしでは普通のアンペア数らしい。

だから、30Aだから少なすぎるというわけではない。

でも、使い方によっては意外とギリギリになる。

ここで、アンペアとワットの関係を整理しておく。

家電の説明書に書いてある消費電力は、たいていワット(W)で表示されている。

これを100で割ると、だいたいのアンペア(A)が分かる。

100Vの場合、「100Wで約1A」と考えればいい。

つまり、30A契約なら、同時に使えるのは約3000Wまで。

40Aなら約4000Wまで、ということになる。

主な家電の消費電力は、だいたいこのくらい(あくまで一般的な目安で、機種によって幅がある)。

家電消費電力の目安アンペアの目安
電子レンジ約1500W約15A
IHクッキングヒーター約1400W約14A
ホットプレート約1300W約13A
ドライヤー約1200W約12A
電気ケトル約1100W約11A
エアコン約660W約6.6A
洗濯機約300W約3A
冷蔵庫約250W約2.5A
照明約100W約1A

こうして数字で見ると、落ちる理由がよく分かる。

僕が実際に落ちたときのことを思い出すと、こうだ。エアコンをつけて、洗濯機を回して、IHで料理をしている。

そこに、電子レンジを使った。その瞬間、部屋が真っ暗になった。

あとで表の数字で計算してみると、納得だった。

エアコン(6.6A)、洗濯機(3A)、IH(14A)、電子レンジ(15A)。

全部足すと、38.6A。30Aを、軽く超えている。

これは落ちて当然だった。

一つひとつは普通に使っているつもりでも、重なると一気に上限に近づく。

特に、料理しながら電子レンジ、というのが最後の一押しになりやすい。

洗濯機だけなら、そこまで大きな原因にはならないのかもしれない。

でも、電子レンジやIHと重なると、最後の一押しになる感じがする。

ブレーカーを落とさない家電の使い分け

落ちて以来、消費電力の大きい家電は、なるべく同時に重ねないよう意識するようになった。

具体的には、こんな感じだ。

電子レンジを使うときはIHを止める。
IHを使っているときは電気ケトルを使わない。
ドライヤー中は、電子レンジやケトルを使わない。
課題中は、大きい家電をなるべく重ねない。

要するに、消費電力の大きいものは「一度に一つ」を意識するだけで、だいぶ落ちにくくなる。

小さいことだけど、一人暮らしでは大事だと思う。

ブレーカーが落ちたら、まず「どこが落ちたか」を見る

ブレーカーが落ちたときは、ただ「電気を使いすぎた」と思いがちだけど、落ち方にも種類がある。

ワンルームだと、契約アンペアを超えたときに、部屋全体が真っ暗になるパターンが多い。

部屋全体をまとめているメインのブレーカーが落ちるからだ。

ただ、物件によっては、キッチンだけ、一部のコンセントだけ、というふうに、その場所の回路だけが落ちることもある。

これは部屋全体のアンペアではなく、ひとつの回路に負担が集中したときに起こる。

部屋全体が真っ暗になるなら、契約アンペアそのものを超えた可能性が高い。

自分の場合は、まさにこれで、部屋全体が真っ暗になった。

だから、30Aでは足りていないのかもしれないと思った。

管理会社に相談するときも、「ブレーカーが落ちました」だけではなく、「部屋全体が真っ暗になりました」と伝えた方が、状況が分かりやすいと思う。

賃貸のアンペア変更を管理会社に相談した(30A→40A)

何回かブレーカーが落ちたので、管理会社に相談することにした。

最初は、電力会社に直接言えばいいのかなと思った。でも、賃貸の場合、勝手にアンペア数を変えていいのか分からない。

建物側の設備の問題もあるかもしれない。

部屋によっては、上げられるアンペア数に上限があるかもしれない。
なので、まずは管理会社に確認した。

相談するときは、こんな感じで伝えた。

30A契約の部屋なのですが、家電を使っていると部屋全体のブレーカーが何度か落ちています。40Aに変更することは可能でしょうか。建物の設備上、変更しても問題ないか確認したいです。

ただ「40Aにしたいです」と言うより、部屋全体のブレーカーが落ちたこと、何回か起きていること、建物の設備上、変更しても問題ないか確認したいこと。

このあたりを伝えた方が分かりやすいと思う。

結果、30Aから40Aに上げられることになった。

40Aにして、どう変わったか

アンペア数を上げると、電気代が一気に高くなるのかと思っていた。

でも、上がるのは主に基本料金らしい。
一般的には30Aから40Aに上げると、月に数百円くらい基本料金が上がることが多い。

もちろん電力会社や契約プランによって違うので、正確な金額は、自分の契約している電力会社で確認した方がいい。

肝心の効果はというと、40Aに上げてからは、今のところブレーカーが落ちることはなくなった。

前は、エアコン、電子レンジ、IH、洗濯機あたりを同時に使うと、また落ちるんじゃないかと気になっていた。それがなくなった。

毎月数百円は高くなる。

でも、課題中にブレーカーが落ちる不安や、保存していないデータが消えるかもしれないことを考えると、自分の場合は上げてよかったと思う。安心感が、ずいぶん違った。

もちろん、40Aにしたからといって、何でも同時に使っていいわけではない。

電子レンジ、IH、電気ケトル、ドライヤーを一気に使えば、40Aでも危ない場合はあると思う。

でも、30Aのときよりはだいぶ余裕ができた。

念のため、ブレーカーに発光シールを貼った

40Aにしてからブレーカーは落ちなくなった。

でも、一度部屋全体が真っ暗になったときの焦りは覚えている。

真っ暗な部屋でブレーカーの場所を探すのは、けっこう困る。スマホのライトをつければいいとは思う。

でも、急に真っ暗になると、一瞬あわてる。

そこで念のため、ブレーカーの場所が暗くても分かるように、発光シールを貼っておいた。

暗いところでぼんやり光るタイプのシールだ。

これなら、もしまた部屋が真っ暗になっても、ブレーカーの場所が一目で分かる。

我ながら、これはナイスアイデアだったと思う。

ブレーカーが落ちないようにする対策も大事だけど、落ちたときにすぐ戻せるようにしておくのも大事だと思った。

発光シールは、ブレーカーだけでなく、懐中電灯の置き場所や玄関付近に貼っておくのもありだと思う。

小さい対策だけど、一人暮らしでは意外と役に立つ。

これから一人暮らしする人は、アンペア数も確認した方がいい

一人暮らしの部屋を探すとき、家賃や場所、ネット無料、風呂トイレ別、収納などは気にすると思う。

でも、アンペア数まではあまり見ない人も多いと思う。自分もそうだった。

でも実際に住んでみると、アンペア数は意外と大事だった。

特に、IH付き、電子レンジをよく使う、エアコンをよく使う、パソコンで課題をする、ドライヤーや電気ケトルも使う。こういう人は、30Aでも使い方によっては落ちることがある。

もちろん、30Aで問題なく暮らせる人も多いと思う。

だから、最初から絶対に40Aが必要というわけではない。

ただ、何回か部屋全体が真っ暗になるなら、管理会社に相談してみるのはありだと思う。

まとめ:一人暮らしで気をつけたいこと

これから一人暮らしを始める人に向けて、ブレーカーまわりで気をつけたいことをまとめておく。

特に大事なのは、この4つ。

  • 消費電力の大きい家電(電子レンジ・IH・電気ケトル・ドライヤー・エアコン)は、同時に重ねて使わない。特に電子レンジとIHの同時使用は落ちやすい。
  • 何度も部屋全体が真っ暗になるなら、管理会社にアンペア変更(30A→40Aなど)を相談する。賃貸なので、電力会社より先に管理会社へ。
  • アンペアを上げると基本料金は少し上がる(月に数百円程度が一般的)。正確な額は自分の電力会社で確認する。
  • 落ちたとき用に、ブレーカーの場所へ発光シールを貼っておく。課題中はこまめに保存しておく。

一人暮らしを始める前は、アンペア数なんて気にしていなかった。

でも今なら、部屋探しのチェック項目に入れてもいいくらいだと思う。

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この記事を書いた人

一人暮らしの大学生、ぽてまるです。おしゃれでキラキラした大学生活を想像してましたが、現実は思っていたのとちょっと違いました。そんなリアルな一人暮らしを、このブログでゆるく書いています。

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